ドラマ

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第10話ネタバレ

2022年3月14日第10話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返しました。

ここで大隣署の刑事さんたちの人となりを知ることになります。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

久能整は犬童我路と出会い、”似た人”という感想をいだき、また会いたいと思いました。

犯人は逮捕されたのですが、事件が解決したわけではなく、犬童家の人々にとっては謎が深まる結果となっています。

第4話は、記憶喪失になった爆弾をしかけた人との遭遇。

ネグレクトされた果てに爆弾をしかけた人でしたね。

第5話からは、病院が舞台になりました。

整の隣のベッドに、牛田吾郎という退職した元刑事が現れ、整に殺人事件について問題を出し、未解決事件を相棒であった霜鳥信次が起こしたこと、その真相を知ってしまったことを伝えられます。

翌日、牛田はすでに亡くなっていたことが明らかになります。ライカとの出会い、心を通じ合わせていくための自省録が牛田のベッドの上に残されていましたね。

第6話第7話は、炎の天使のお話。

幸せになれるようにと思ってやったことで、かえって不幸を招くという、切ない展開。

親から虐待を受けながらも、それでも親といたい子の気持ちを親は利用してしまう。親としてどう振る舞うか、考えさせられるお話でした。

第8話第9話は、整の大学の先生:天達から誘われて行ったミステリーサークルでの話。

5年前の喜和さんの死にまつわる出来事から、現在進行中のストーカー殺人事件の謎ときに至りました。

自分の犯したミスを誰かに話すことができたら、よかったですね。

第10話 あらすじ(ネタバレ)

ライカと整は、初詣に行くことになりました。おみくじを引いて、たこやきを食べて。

そこに午前3時に明かりの灯った焼き肉屋さん!扉を開けると、泣き顔の店員さんと父親らしい人がいて、店員さんの言葉で入ることにしました。

ライカも整も焼き肉屋さんなんて初めて。ということで、店員さんにおすすめを聞いてみますが、メニューにないスモツ、ケジュン、テールスープを勧められました。それでは、ということでメニューの「おすすめセット」を頼んだ二人。

食べながら、ライカは自分がチヤコの作り出した人格の一つで、チヤコの中には多くの人格があったが、治療が進むにつれ人格は統合されていき自分が残っているだけ、と整に話します。

ライカはチヤコの痛みを引き受けるためにだけ、生まれてきていて、カメラになれば痛みを感じないのではないかとカメラになろうとしていた、と言います。

整に会って、話したり神社に行ったりして、楽しいとか嬉しいとかいうものではないかと考えた。ライカがいたら、チヤコは幸せになれないので、今日を最後にしようとした、と伝えました。

店を出てから、店員さんが伝えたかったことを理解した二人は、警察を呼びます。

父親らしき人は、実は強盗。店主とその妻は、厨房で縛られていました。店員さんは彼らの娘で、自省録のページで会話していた整たちを見て、暗号を送っていて、気づいてもらえたことを喜んでいましたね。

整は、天達先生に今まで思ったことはなかったが、誰かと一緒に桜を見たい、誰かと桜の美しさについて語りたいと思うようになったと伝えます。

天達先生は、これから変わっていけるということ、人に会い人を知る。それは自分を識ることと微笑んでいました。

解離性同一性障害

チヤコは多くの人格を作り出していた、とライカは言いました。

一人の人間の中に複数の人格があり、一つの人格が出ていた時には他の人格は眠っているような状態で、その間の記憶がないそうです。

なので、ライカは整にチヤコは整を知らないので話かけないようにと注意しました。

記憶がないので、行動や意識などの連続性は保てないことになります。

ライカが私がいるとチヤコは幸せになれないというのはこのためです。

ぼうっとしたり、意識がなかったりすることは、普通の人でも経験することですが、日常生活が困難なほどになると、治療が必要な病気と診断されます。

神がかりとか乗り移りとか言われることもあるかもしれませんね。

「ミステリと言う勿れ」第10話 まとめ

解離性同一性障害であることをライカは整に伝えます。父親からの性的な虐待を受けてチヤコはライカを作りだしました。ライカとチヤコを演じ分けた門脇麦さんは素晴らしい!多くの人も同じ感想だったようで、原作を超えた!という意見もSNSにはありましたね。

ライカとの別れのシーンで、自分の胸を見せた整。ライカは整の痛みも代わってあげられたらよかったのにと言います。

チヤコが幸せであればいい、というライカ。同じ人間の中にある違う人格が、他の人格の幸せを願うものなのでしょうか?それもまた、現在に至るまでのチヤコの成長の記録によるものなのでしょうね。

第10話は、整とライカの初詣、焼き肉屋のあれこれ、整とライカの別れ、風呂光の整への友達宣言と多彩でした。

原作には、まだまだ多くのエピソードがあります。

整の考えをまだ聞いていたいし、一緒に考えたいものですよね。

ドラマも映画も制作されるという嬉しいニュースも耳にしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

error: Content is protected !!