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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第12話ネタバレ

2022年3月28日第12話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返しました。

ここで大隣署の刑事さんたちの人となりを知ることになります。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

久能整は犬童我路と出会い、”似た人”という感想をいだき、また会いたいと思いました。

犯人は逮捕されたのですが、事件が解決したわけではなく、犬童家の人々にとっては謎が深まる結果となっています。

第4話は、記憶喪失になった爆弾をしかけた人との遭遇。

ネグレクトされた果てに爆弾をしかけた人でしたね。

第5話からは、病院が舞台になりました。

整の隣のベッドに、牛田吾郎という退職した元刑事が現れ、整に殺人事件について問題を出し、未解決事件を相棒であった霜鳥信次が起こしたこと、その真相を知ってしまったことを伝えられます。

翌日、牛田はすでに亡くなっていたことが明らかになります。ライカとの出会い、心を通じ合わせていくための自省録が牛田のベッドの上に残されていましたね。

第6話第7話は、炎の天使のお話。

幸せになれるようにと思ってやったことで、かえって不幸を招くという、切ない展開。

親から虐待を受けながらも、それでも親といたい子の気持ちを親は利用してしまう。親としてどう振る舞うか、考えさせられるお話でした。

第8話第9話は、整の大学の先生:天達から誘われて行ったミステリーサークルでの話。

5年前の喜和さんの死にまつわる出来事から、現在進行中のストーカー殺人事件の謎ときに至りました。

第10話は、ライカと整の別れの話。二人は初詣から焼き肉屋へ行き、そこで強盗を捕まえました。ライカは解離性同一性障害であるチヤコの中の一つの人格で、チヤコが幸せになるためには、自分は消えなくてはいけないと言いました。

整のつらさも代ってあげられたら、よかったのに、というライカ。整は、他人と関わることで自分をしることができることを学びました。

第11話は、第2話3話から続くガロが妹の死について調べていく話。ガロはアンジュのはがきを見てジュートを探します。

ジュートは、闇カジノで占いをしていて名前に十が入っている人を殺していくという殺人鬼。連続殺人事件の犯人を捜して寄せ木ミュージアムにやってきた刑事までも標的にします。

ガロがかっこよくジュートを捕まえましたね。

第12話 あらすじ(ネタバレ)

二つの物語が同時に進行します。

一つは整。印象派展に行った帰りの新幹線での出来事。隣に座った人の手紙が眼に入ります。イラストを読んで、口にしました。

手紙に書かれていた内容とは異なったものでした。そこから、隣の人の持っていた手紙の絵解きをしていくことになります。

一つはガロ。第11話で捉えたジュートを船に乗せて、話を聞きます。

ジュートは、連続殺人事件を起こした羽喰玄人の息子で、父が大好きな少年でした。父が突然帰って来なくなり捜していたとき、寄せ木アートをしている月岡の工房の近くに住む霜鳥が、庭にツワブキを植えてそこをじっと見つめている姿に疑念を抱きます。

疑念を抱いた原因は、父が最後に殺した人の名前に十が入っていなかったこと。そして、その場に霜鳥がいたこと。

庭を掘り返してみると、人の骨とチェーンがついた財布!父のものではないか、と確信したジュートは警察に手紙を出しますが、いっこうに反応はありません。

そこで、ジュートは父と同じ方法で人を殺していきます。そうすれば、世間は父を思い出すのではないか。アンジュもそのように殺す予定だった。その前に他の人が殺してしまった。

アンジュは好きな人ができて、変わりたかったのではないか、というジュートを眠らせて波止場に置き、警察に逮捕させたガロは、寄せ木細工の工房に月岡を訪ねます。

そこで、アンジュは月岡と幸せな時間を過ごしていたことを知ることになりました。

寄せ木細工の中から出てきたのは、指輪。第5話でガロが整に送ったものです。アンジュが通っていたカウンセラーからもらったという指輪。カウンセラーと指輪の謎は残されたままでしたね。

指輪のなぞ

カウンセラーが送ったとされている指輪には、星座のマーク刻印されていましたね。気づかれました?原作をご存じであれば、星座のマークと宝石の石言葉が随所に意味を持っているので、きっと”オッ!”と思って見られたことでしょう。

ラピスラズリに山羊座のマーク、そして射手座のマーク。

ラピスラズリの石言葉は、愛和、幸運。12月の誕生石に指定されましたね。

「ミステリと言う勿れ」第12話 まとめ

ついに、アンジュの死の真相が明らかになりました。

病気を持っていたために、一人では生きられないと考えてしまっていたアンジュ。誰かの役に立てるようになりたいと願っていたけれど、かなわないことも知っていた。それでも、月岡の側にいることで、幸せな時間をもつことができたとガロは思いました。

整の隣に座った人は、手紙に書かれた文字ではなく、イラストで本意を伝えられていたことがわかり、生みの母と育ての母の二人で、父の暴力から守られていたことを知りました。

整は最後の手紙のイラストの読み方が違うのではないか、と育ての母に伝えてみますが、絵手紙は読み手が読んだことが真実、と突き放されてしまいましたね。

人が幸せに生きるとは、という命題に対する答えを提示されたように感じました。

最後に整はガロと再会することができ、謎解きに協力してほしいと伝えられましたね。もちろん、整が生きている限り彼の物語は続くのですが、このドラマ、原作も続いているし、続編のドラマも映画も企画があるとか。

また、整に会えることを楽しみにして待ちましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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