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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第6話ネタバレ

2022年2月14日第6話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返しました。

ここで大隣署の刑事さんたちの人となりを知ることになります。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

久能整は犬童我路と出会い、”似た人”という感想をいだき、また会いたいと思いました。

犯人は逮捕されたのですが、事件が解決したわけではなく、犬童家の人々にとっては謎が深まる結果となっています。

第4話は、記憶喪失になった爆弾をしかけた人との遭遇。

頭を打って記憶を失った人に整は、いやな思い出を語ってもらうことによって脳を活性化させ記憶を戻そうとしました。

その人は、小さいころ母が出ていって、父も帰ってこず、まともな食事もできず汚い部屋で過ごしたこと、汚い・臭いがすると言って誰も近くに寄ってこず、一人で神社にいたことを語ってくれました。

ネグレクトされた果てに爆弾をしかけた人でしたね。整はお母さんが大好きだったのですね、と伝えました。

第5話では、整が頭をうっているのではないかと心配され、病院で検査を受け入院することになったところから始まりました。

その夜、整の隣のベッドに、牛田吾郎という退職した元刑事が現れ、整に殺人事件について問題を出します。

3つ目の事件は、自分が現場に行くのが遅れたため相棒であった霜鳥信次が、重傷を負ってしまった上に、犯人の行方がわからなくなり、未解決になっている事件でした。

翌日、牛田はすでに亡くなっていた人だったことが明らかになります。

ベッドの上に残された自省録。版が違うと違うことがある入院している女の子にもらった、整が教えられたのは、その2つ。

病院の待合で、貼ってあるポスターの漢字の間違いに気づく整。

行ってみると、数字の羅列。その数字に”自省録”を当てはめると、文になりました。

もう一度行ってみると、数字で話をするライカと名乗る人がいました。

第6話 あらすじ(ネタバレです)

ライカに指示された3時に温室に行ってみると、床に数字の羅列が書かれていました。整は、自省録のページをめくって読み解きます。

指定された植木鉢の中にはバッグが。。。温室で働く人が亡くなった患者さんの形見にと隠していたものでした。

娘さんに渡すつもりだと言っていたけれど、娘はやって来なかった。処分されるくらいなら、自分がもらってもよいと考えたようでした。

子供がそのような態度をとる場合、親のほうが先に何かをしている。そのことが子供を追い詰める。なので、どちらがひどいかはわからない、と整は考えを伝えました。

そして、やましい思いをかかえているより、すっきりした方がよいのではないか?と尋ね、病院付きの弁護士さんに相談することを提案。

別の日、整は大学で”箱の中のカブトムシ”の講義を聴き、講師の先生にライカは何故自分に数字で会話をしてくるのか尋ねてみました。助けを求めているのかもしれない、根底にはおびえがある。

ライカに自省録のページの数字により指定された通りに行動し、火の象形文字のような絵が描かれた写真を受け取る整。書かれていた住所に行ってみると、火事の現場でした。

ライカ、大隣署の刑事さんたち、そして病院で出会った人。

半年で6件もの不審火による火事がおきていて、そこには火の象形文字のような絵が描かれていました。火事では、両親が死に子供だけが助かるという共通点もありました。

青砥刑事は犯人はカネトではないか、と疑っています。

病院で出会った人は、赤い色を見ると頭が痛くなる病気を患っていました。温室の足湯で話かけてきたので、下戸陸太という名であることを知った整。調べてみると火事で両親を亡くしたこともわかりました。

病院の壁に火の絵を描く少女がいました。陸太は、その子は病院にいるときにしか一人になれない、体のあちこちに不自然な傷がある、と言っています。

第6話 感想

子供に対する虐待が根底にあるように思われます。

温室のバッグの話の中で、「愛してあげていなかったのに、今更愛してほしい と言っても無理よね」という言葉がでてきました。”愛する”とは、どういうことなのでしょう。

陸太の話は具体的でした。体のあちこちに傷があり、体重も増えない、病院関係者は虐待を疑っても、どこにも誰にもいうことができない。

保護して、親と離すということが行われているようですが。

さて、桜の話。桜の木にピンを立てないでほしい、と言う整に、人が美しい花を見たいだけでで樹がどう思っているかはわからない、と言うライカ。けれど、桜にピンを立てるのはやめる と言ってくれました。

”箱の中のカブトムシ”の話は象徴的でしたね。皆同じと思っているが、自分が思うカブトムシが入っているだけ。他人の想いはわからない。多くの人がこの話を知っていれば、誤解を少なくしようと努力できそうです。

整の言葉だけではなく、小さなエピソードにも心温まる言葉がちりばめられていました。

「ミステリと言う勿れ」第6話 まとめ

整が陸太に襲われたところで終わったので、エピソードは続いているようです。

現代の心の問題をわかりやすく届けてくれている物語。子供の心に残してはいけない想いを6話では伝えていただいたように思いました。

さて、火事は青砥刑事の言うようにカネトが起こしたものなのでしょうか?桜の花を見ることはないだろうというライカは整に何を伝えようとしているのでしょうか?

ライカと整の関係も、その間柄が気になる風呂光も、次週はどうなっていくのでしょうか?

楽しみにして待ちたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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