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トビカズラの咲く「とちぎ花センター」へ行こう!アクセスは?駐車場は?

5年ぶりにトビカズラの花が咲いた”とのお知らせがとちぎ花センターからありましたね!

このトビカズラ、仏教の世界では「優曇華」とも言われていて、満州事変の前に35年ぶりに咲いたことから、「開花すると大変なことが起きる」という伝説をもつ不思議な花です。

しかし、牧野植物園からは毎年開花のお知らせがありますし、大変なことは起きてはいますが、花とは関係ないかもしれませんね。

とちぎ花センターでは、5年ぶりの開花ということで、トビカズラはどんな花か、またとちぎ花センターには駐車場があるのか、調べてみました。

トビカズラとは

マメ科常緑つる性の植物。暗紅紫色の大きな蝶の形をした花房状に数十個も集まって咲きます。

雄蕊と雌蕊が竜骨弁に閉じ込められており、それを開いて受粉させることができるのは、夜行性で植物を食べる習性のあるもの。

オオコウモリが該当します。やってきてもらうため強い匂いを出します。口コミを調べてみると、結構臭いということでした。

日本全体でのトビカズラの報告は多くはありませんでした。

樹齢1000年を超えると言われている熊本県の相良のトビカズラは、国の特別天然記念物に指定されています。トビカズラをアイラトビカズラとも言うのはこのためでしょう。

この樹は寺の境内にあり、中国から持ち込まれたものと考えられているそうです。

佐賀県佐世保市九十九島の無人島の一つトコイ島に、相良のものとは違うトビカズラが発見されています。

人為的に植栽されたものか、自生のものかは今のところ判断されていないようでした。

熊本県天草市倉岳の裾野では、自生したものが発見されました。中国から植栽したものが野生化したものではないかと考えられているそうです。

中国長江流域が原産地とされています。

とちぎ花センターの他、東邦大学薬用植物園、高知県の牧野植物園などでも観ることができます。

また、最近では、トビカズラの成長の早さから、ビルなどの壁面に使われることもあるようです。2~3年で30mも大きくなるんですって!

20~30mの中高層の建造物の壁面を覆うことができるようです。

もしかしたら、お近くで植えられている可能性もありますね。4月下旬から5月上旬、匂いを感じられたら、暗紅紫色の花を見つけてくださいね。

とちぎ花センター

有料施設は、とちはなちゃんドームと名つけられている鑑賞大温室だけです。(大人(高校生以上):410円、小・中学生:200円第三日曜日は無料)

口コミ情報によると、1~2時間滞在の方が大半で、やや混んでいることはあるが、混雑ということもなく、有料の温室には、珍しい花が多い、ということでしたよ。

鑑賞大温室は、面積2225平方メートル、高さ22mと国内最大級。

熱帯・亜熱帯の花、植物、果実から、ヒスイカズラ(花は3月下旬~5月上旬)、キソウテンガイ(ナミブ砂漠の植物、葉が2枚で2000年生きると言われている)も観ることができます。

無料の施設だけでも充分楽しめるようでした。

  • 6枚の花びらをイメージして、季節の花30000株からなる大花壇
  • 青バラ「青龍」や「オンディーヌ」など故小林森治氏のコレクションや、河合伸志育成ローズなど約450種が堪能できるバラ園
  • 栃木県内の生産者や品種を紹介している展示温室

別途料金は必要ですが、寄植え、草木染め、フラワーアレンジメント等の体験教室も実施されています。

休園日は月曜日(祝日の場合は、翌日)3~5月は無休

開園時間は、9:00~17:00(11月~2月は9:00~16:30)

鑑賞大温室の隣にあるホール棟には、食事やコーヒーが味わえるNANAcafeがあり、フラワー館は体験教室が開催されていることもありますが、休憩スペースとなっています。

アクセス

車で

東北自動車道 佐野・藤岡インターから小山方面に3.5km

電車で

  • JR両毛線岩舟駅から約4.2km(タクシーで約6分)
  • 東武日光線静和駅から約6.2km(タクシーで約15分)

バスで

  • JR栃木駅南口からふれいあいバス岩船線(東回り)で約30分料金200円
  • 東武日光線静和駅からふれあいバス岩船線(西回り)で約25分 料金200円

本数は少ないので、ロケーションシステムを有効に使ってくださいね。

駐車場

以下3駐車場どこに停めても駐車料金は無料

  • とちぎ花センター管理棟前の北側駐車場
  • みかも山公園東口駐車場
  • いわふねフルーツパーク駐車場

バリアフリー仕様で、車椅子でも安心して利用できるとのことでした。

混んでいて停めることができなかった、とか駐車場に入るための待ち時間があった等の情報は見当たりませんでした。

関東平野が一望できる「みかも山公園」、地元の野菜・果物・花・農産加工品の直売場もある「いわふねフルーツパーク」、寄る所で考えられても良いように思います。

まとめ

トビカズラの花を見に「とちぎ花センター」へ行ってみよう!と思った方に、トビカズラってどんな花か、とちぎ花センターへの行き方と駐車場の案内をしました。

とちぎ花センターでは、トビカズラだけでなく多くの花が咲いています。きっとお気に入りの花を見つけることができると思います。

駐車場も混雑なく入れるようでしたので、気持ちよく過ごせるのではないでしょうか?

「いわふねフルーツパーク」では、いちご・さつまいも・カボチャなど20種類のジェラード、天然酵母100%のパン、惣菜を購入することもできます。

楽しい一日をお過ごしください!

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