野菜

【家庭菜園】初心者でも収穫できた野菜、コツを伝授!

食欲の秋! 自分で育てた野菜を食べてみたいと思っているあなた。

難しそうとか、本当に食べても大丈夫なの、とか思っていませんか?

実は私も思っていたのですが…

初心者の私が多くの人に教えてもらいながら育てた野菜は、形は不格好で大きさもバラバラでしたが、土の香りがして、独特の味がしました。

是非、あなたにも味わってもらいたい!

そこで、家庭菜園をやったことがない初心者であっても収穫しやすい野菜を育てるためのコツを紹介します。読み終えた時、やれそうだな と思ったら、是非やってみてください。

成長に必要なもの、それは土と水と光!

発芽に必要な温度、生育に適切な気温は作物によって違うので、お住まいの地域に合わせて育ててくださいね。

ブロッコリー

ブロッコリーくん
ブロッコリーくん
大きくなるよ! 高さも幅も1m以上に!

ブロッコリーの特徴

ブロッコリーは花蕾を食べる野菜という珍しいタイプの野菜です。

近年スーパーマーケットでよく見かけるようになりましたが、それは主枝についた大きな花蕾で 一本だけ主枝に花蕾がつくタイプの他に主枝側枝両方に花蕾がつくタイプのものもあります。

  • 芽を出すために必要な地面の温度  20~25℃
  • 成長に適切な気温    15~20℃

側枝からは次々に芽が出て蕾がつくので、家庭菜園でも数種類植えて長期間にわたって収穫することもできますね。花が咲かないうちに食べたいので、早めの収穫がお勧めです。

どんな土に植えればよいか?

初心者にとって一番といっていいほど わからない問題ですよね。私も全くわからない というか、勝手に大きくなるくらいに思っていました。

ホームセンターで袋に入った野菜用の土を購入して、その袋をポットにして植え付けるのが簡単です。

種や苗は小さいですが、だんだん大きくなりますので株の間は40cmくらい必要で、深さも30cmくらいないと倒れてしまうかもしれないことをお忘れなく!

肥料のこと

植え付ける前に混ぜておく肥料を元肥というのですが、化成肥料は、窒素:リン酸:カリが同じだけ入っているもので、1株あたり2握りくらい入れました。ホームセンター等で購入した土には予め入っているようですね。

生育途中に入れる肥料を追肥というのですが、追肥のは化成肥料1握りを2回(大きくなり始めた頃と花蕾が見え始める頃)脇を掘って入れてあげて、掘った土を埋め戻すという作業をしました。

初心者の心配は植え付けた後大きくならないことだと思うのですが、もし大きくならないようなら液体肥料を水に入れてまいてあげると良いですよ。

ふくろう先生
ふくろう先生
次は大根!長い野菜じゃ!

大根

大根の特徴

煮込むとトロトロになるもの、すりおろすと辛いもの、大根の種類は多いですね。あなたは、どれがお好きでしょうか? 家庭菜園でも大根を収穫することができます。

  • 芽を出すために必要な地面の温度  0~35℃
  • 成長に適切な気温    17~20℃

大根は、植えるところに1cmくらいの溝をつけて、種を3粒くらいずつ20cmくらいの間隔で撒き、うっすらと土をかぶせた後土となじませておきます。

2週間くらいたって芽が出てきて、本葉が2枚くらいになったら、元気なものを残して間引きます。間引き菜も生で食べてもおいしいですよ。もちろん、ちょっと茹でてお浸しでも。

本葉が5~6枚になってきたら、2回めの間引きをします。この時には小さな細い大根ができているので、間引いたものは根も食べることができます。そして1箇所には1本の苗が残った状態にして、成長を待つことに。

どんな土に植えればよいか?

大根は、地中に深く伸びていくので、土は深くまで柔らかい必要があります。しかも土の中に障害物があると先端が分かれてしまうので、石があれば取り除いておいた方がきれいなものができますよ。

土を深くまで耕し、空気を含ませふかふかの状態(土を握ってちょっとしたらバラける感じ)で、水分を多く含んでくれるようにするのが良いようですね。

しかも、根が腐らないように水はけを良くしておくことも大切です。土に直に植えるのであれば、畝を20cmくらいの高い畝にしておくと、安心ですね。

肥料のこと

大根にはあまり肥料は必要ないように思っています。

2回めの間引きが終わって、いよいよ残す苗が決まった時に、苗と苗の中間を少し掘り下げて化成肥料をパラパラ撒き土をかけるくらいで良いようです。

苗というか株というか、だんだん大きくなってくると、根が土から浮き上がってきますので、浮いたところには、土を盛って根の部分は土の中にあるように気をつけましょう。

玉ねぎ

玉ねぎくん
玉ねぎくん
育ててみてね!

玉ねぎの特徴

毎日でも食卓に登場しますね。生でも焼いても茹でても蒸してもおいしい! 家庭菜園で玉ねぎもつくれるんです!

  • 芽を出すために必要な地面の温度  20~25℃
  • 成長に適切な気温    15~20℃

実は、種から苗を作ったことはないので、苗からのことしかわかりませんが、手がかからない作物と思っているので紹介します。植えるのに適当な時期にホームセンター等で苗を売っているので、栽培時期も教えてもらえますね。

どんな土に植えればよいか?

玉ねぎは、とにかく酸性の土壌にする必要があるそうです。土を作る時に使う一般的な苦土石灰の量は、土1kgに1.5gですが、1.5倍の2.3gくらいは使います。

玉ねぎは、収穫した後乾燥した状態に保てば長い間食べることができるので、たくさん作っておきたいですよね。

植えるための土地があるなら、黒マルチと呼ばれるポリエチレンフィルムを使うと、地面からの水分の蒸散を避けたり、熱を吸収して地面の温度が下がりすぎないようにしてくれたり、他の草が生えるのを抑えてくれたりと役に立ちます。

肥料のこと

化成肥料を1本の苗の周りにひとつまみずつ 苗を植えて25日くらいたった後と、成長しはじめた頃の2回 苗のまわりにひとつまみ撒いて土となじませておくと良いようです。

玉ねぎの代表的な病気にべと病というものがあるのですが、肥料が少ないとかかりやすいそうです。

また、成長の途中でねぎぼうずが出てくるのも肥料不足が原因の一つ(収穫が遅れて出てくるのは、次世代を残すための成長の証拠です)ということでした。

まとめ

家庭菜園初心者の方でも収穫が期待できる野菜として、ブロッコリー、大根、玉ねぎを取り上げ栽培のコツをお話しました。

農作業に慣れ親しんだ方にとっては当然のこととは思いますが、初心者だった私が「ここがわかって収穫できた」と思っている点ばかりです。きっと、あなたも収穫できます、是非挑戦してみてください

おまけですが、自分でやってみると買った野菜は美味しいし形も整っていることがわかります。農家の方々の不断の努力がしのばれ、大切に食べるようになりました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

尚、発芽温度、成育適温に関する記述はhttp://www.atariya.net/kiso/ondo.htm

を参考にさせていただきました。

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