ドラマ「その女、ジルバ」第3回が2021年1月23日に放送されました。
まだ見てない方は、TVer、FODで配信されているのでご覧ください。
さて、今回は、”BAR OLD JACK&ROSE”のホステスの一人、エリーの過去が描かれていましたね。
第2回の放送のアルバムに貼ってあった写真は、俳優さん達ご自身の写真が使われていたのではないかとTwitterにありました。
エリーさんの写真は、中田喜子のプロフィール写真とお見受けしましたよ。
エリーこと花富屋敷衿子には、結婚詐欺にあい、財産をすべて貢いで家も財産もなくして、親とも離れ離れになって”ジルバ”に救われた過去があったことが語られました。
その結婚詐欺師、イケメンボイスで優しそうな男を演じたのは、俳優:大石吾朗。
大石吾朗プロフィール
50年以上のキャリアを持つ俳優さんなので、おこがましいのですが、
- 1946年11月20日生まれ(74才)
- 身長:170cm
- 出身:神奈川県
- 本名:輿石秀之
- 所属事務所:ホリプロ
- 活動期間:1966年~
- 趣味:ゴルフ(セミプロ級)、タップ、
出身校、結婚歴、家族など私的なことは調べてみましたが、公表されていないようでした。
生活感のない神秘的なところも魅力の一部となっています。
デビューは、グループサウンズ「寺内タケシとバニーズ」のギタリスト、「ジ・エドワーズ」ではボーカル、と音楽。
1971年ころからラジオ、テレビで活躍するようになります。俳優、DJ、司会とマルチに活動をしてきています。
中田喜子との共演が過去にあったか調べてみましたが、過去の出演作の中に共通するものはありませんでした。もしかしたら、あったかもしれませんが。
中田喜子も歌手として、レコードを出された(1971年”白い汽車”)こともあり、客観的に見て 二人はカップルとしてお似合いなのではないかと感じました。
ポプコンとコッキーポップ
大石吾朗と言えば、1971年~1986年のラジオ番組『コッキーポップ』でのDJ。
この番組では、ヤマハ音楽振興会主催の音楽コンテスト「YAMAHAのポピュラーソングコンテスト(ポプコン)」で入賞した曲を聴くことができたんです。
当時、ポプコンから多くのミュージシャンがデビューしました。主なところだけでも、中島みゆき、久保田早紀、チャゲ&飛鳥、円広志、クリスタルキング、長渕剛、ツイスト(世良公則)etc.
この人たちのデビュー前の音を聴くことができたんですよ!楽しみでした!
ポプコン優勝者は自動的にレコードデビューが約束されていました。プロへの登竜門的な存在でしたね。
コンテスト会場の音源で曲が流れ、ゲストとして招かれたコンテスト入賞者たちは、大石吾朗の優しい語り口で自分のことを話すことができていたようでした。
朴訥とした、お国なまりの残る話し方で語る、レコードデビュー前の人達。大石吾朗は、その人達の音楽家としての魅力を、最大限伝えることができるように話を回していたように思っていました。
ポプコンも1986年をもって終了。YAMAHAの音楽コンテストは、TEEN’S MUSIC FESTIVAL(1987年~2006年)、Music Revolution(2007年~2014年)と引き継がれていった歴史があります。
ポプコンの終了とともにコッキーポップも終了。全国に音楽を広げる役目を果たしました。
まとめ
ドラマ「その女、ジルバ」エリーの元恋人を演じた俳優:大石吾朗について書いてきました。
渋さのある俳優として、映画・ドラマで見る機会は多いですが、優しい聞きやすい声で司会・DJとしても活躍してこられました。
ドラマ「その女、ジルバ」には、こんなふうに年齢を重ねていきたいと思わせてくれるキャラクター、俳優陣が多く出演していますが、大石吾朗もその中の一人ですね。
今回の役は、結婚詐欺師の役でしたが、こんな役もできる俳優でもあります。いろいろな役を今後も見せてくれるのでしょう。楽しみです!
敬称は略しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。