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ドラマ「コタローは1人暮らし」最終話ネタバレ_どうなるコタロー

オシドラサタデーで、2021年4月から放送されている「コタローは1人暮らし」
6月26日には、第10話が放送されました。最終話です。

まだご覧になっていないならば、Tverで、全話配信中のTELASAでも初回は無料で見ることができます。

「コタローは1人暮らし」は津村マミさん原作でビッグコミックスペリオール」に2015年第7号から連載中のマンガで、コミックシーモアによる「電子コミック大賞2018」を受賞した作品です。

ドラマでは、川原瑛都さん演じる5歳児のコタローくんの日常を、アパートの隣の部屋に住む売れていないマンガ家狩野進(横山裕)の眼をとおして描かれていきます。

ドラマ「コタローは1人暮らし」狩野の知っているコタローはこんな子

売れていない漫画家の狩野の住むアパートの隣の部屋に引っ越してきたのは、5歳児さとうコタロー。アパートは子連れ禁止ですが、大家の清水さんは家賃が払えるなら別に良いと。

幼児連れ去り事件を目にした狩野は、一人にしておくわけにもいかず、つい世話をやき銭湯に一緒に行ったり、幼稚園の送り迎えをすることにします。幼稚園では保護者扱いです。

幼稚園で行われた”こどもまつり”では、他の保護者が尻込みする中、狩野や同じアパートに住む美月や田丸、コタローに毎週お金を届けている弁護士の小林も保護者として参加しました。

他の子供たちと楽しそうにしている狩野にコタローは不満顔。狩野はコタローの気持ちが嬉しくもありました。

そんな時、アパートの清水の103号室に引っ越してきたのは、コタローの父親から息子を探すことを依頼された探偵の青田。

コタローは青田がした遊びから父親と繋がっていることを見破り、強くなるまで待ってほしいとお願いしたのでした。

また、美月が元恋人からDVを受けたことを知ったコタローは、好きな人を悪者にしないために、アパートを出て仕事も変わるように言いました。

美月との別れの日、とのさまんのお面をかぶって泣き顔をかくすコタロー。父親とまた暮らせる日が来るように強くなりたいと願っているのでした。

とうとうアパートの家賃が払えなくなった狩野は、コタローの部屋に住まわせてもらうことにします。掃除、食事などコタローがしている、きちんとした生活をおくるようになります。

コタローの墓参りに同行した時、コタローの母親が亡くなっていることを知りました。このことだけは、コタローに嘘をつきとおすことを決心します。コタローは、きちんと暮らしていれば母は帰ってくるし、強くなれば父と暮らすことができると信じています。

コタローの養護施設時代の友人:佑はコタローからお金をもらうためにやってきていました。コタローは、信じたいものを信じることができないのは辛い、と言って佑の嘘を知っていながら、佑にお金を渡します。

狩野の元カノ:あかねは、彼とケンカして行くところがないと狩野の部屋にやってきて、狩野の興味がコタローにあることに嫉妬して、コタローは狩野の重荷になっていると言ってしまいます。

ドラマ「コタローは1人暮らし」最終話ネタバレ

第9話の最後に、とのさまんの声をしている滝籐賢一さんが登場してきていました。

滝籐さんが、コタローの父を演じていたのです!とのさまんの声が父の声に似ていたから、とのさまんが好きだったと言うコタロー。まさかの展開でしたね。

佑から、父が佑を訪ねたことを知ったコタローは、アパートの清水で皆に迷惑をかけていると思っていたこともあり、弁護士の小林に新しいアパートを探してほしいと頼みます。

幼稚園での”こどもおたのしみ会”。原稿の締切日でもあった狩野は、幼稚園に遅れてしまいます。花輪先生が、ちょっとヘタクソに、一生懸命練習した風に踊るフラメンコ、見れませんでした。

コタローの星組の合奏と合唱が始まっていました。コタローは、元気なく歌っていましたが、狩野が到着して、口を大きくとジェスチャーすると、口を大きく開けて元気よく歌いはじめました。ちょっと感動!

狩野の代わりと思って幼稚園に来ていたあかねは、狩野に「コタローの面倒を見る義務はないよね」と詰め寄ります。

狩野は、「コタローがどんな大人になるか責任はとれないが、今を記憶してやりたいんだ。普通は親がするのだろうけれど、その記憶は行きている証拠だから、自分が記憶しておいてやろうと決めたんだ!」大きく感動!

それを聞いたあかね、コタローに伝えます。「コタローくんは、狩野のお荷物ではなく、支えてくれていたんだね。コタローくんがいるから、マンガの仕事がんばれるんだって」

あかねは、別れた元彼:狩野のことが、きっとまだ好きで、狩野が仕事を頑張れるのは自分のためではなかったことが悔しいけれど、コタローが側にいることを喜ぶことができる女性でした。

狩野はコタローに、「コタローは確かに皆に助けられていることはあるが、トントン」「それが、一緒に強くなるってことじゃないのか」と話しかけるのでした。

コタローは、アパートの清水を引っ越さないことに決め、父に手紙を書き青田に託します。

「強くなるまで待ってほしい」

アパートの清水の管理人婦人は、コタローに何かしてあげたいと思っていて、看板を塗り替える仕事を依頼し、アルバイト代を渡します。狩野、田丸、帰ってきた美月と一緒に看板に青い色を塗るコタローでした。

ドラマ「コタローは1人暮らし」評判と口コミは?

ドラマのテーマソングは、関ジャニ∞の”ひとりにしないよ”。

毎回、この曲が流れるタイミングに感動Maxを迎えていましたね。

歌っているのは、横山裕。ですが、狩野は狩野で、横山裕ではなかったように感じていた人が多かったようです。

5歳の子の出てくる深夜のドラマでしたが、見るのはもちいろん大人ですが、純粋に人間の物語として観ることができましたね。

コタローは、これからも色々な人に助けられながら生活していくことになります。コタローは、助けてもらっていると感じながら生きていくのでしょうね。本当は、どんな人も皆、周りの人や周りにはいない人に助けてもらって生きている。

それを改めて教えてくれるドラマでした。

原作には、描かれていないコタローもいます。

原作を読んでおられないならば、是非読まれることをオススメします!

ドラマ「コタローは1人暮らし」第10話まとめ

狩野が知ったコタロー

  • 他人に助けてもらっていることを潔しとはしない
  • 父や母、狩野や田丸、美月、佑と一緒に住めるような大きな家を持ちたいと思っている
  • 父を怖がるのではなく、父に好きになってもらえるような人間になろうとしている

最終話の”この物語はフィクションです”は、最後の最後、コタローたちが看板を塗るために使ったところに書かれていました。

全話を通じて、コタローは狩野たちに心を開き、世話してもらった分は世話をし、成長を続けてきました。

狩野がコタローにしていることは、ある意味では親よりも親らしいことかもしれません。周りに自分を記憶してくれる人がいることは、特に幼少期においてはとても重要なことと感じることができました。

制作の方々、素敵なドラマをありがとうございました。

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