オシドラサタデーで、2021年4月から放送されている「コタローは1人暮らし」
5月29日には、第6話が放送されました。
まだご覧になっていないならば、全話配信中のTELASAで初回は無料で見ることができます。
「コタローは1人暮らし」は津村マミさん原作で「ビッグコミックスペリオール」に2015年第7号から連載中のマンガで、コミックシーモアによる「電子コミック大賞2018」を受賞した作品です。
ドラマでは、川原瑛都さん演じる5歳児のコタローくんの日常を、アパートの隣の部屋に住む売れていないマンガ家狩野進（横山裕）の眼をとおして描かれていきます。
第1話はコタローが引っ越してきて、銭湯へ行き、「とのさまん」を観て、同じアパートに住む美月のエピソードが描かれていました。
第2話は何でも1人でしようとするコタローに関わっていく狩野や、他のアパートの住人について描かれていましたね。幼稚園に通うことにしたコタローでした。
第3話では、コタローの生活費を届ける弁護士の小林さんが登場、優しい人からの寄付の生活費を毎週届けていました。
第4話では、コタローの通う幼稚園の清水で行われる”こどもまつり”に狩野を始めとするアパートの清水の住人＋弁護士の小林さんも手伝うことになった顛末が描かれていましたね。
第5話では、アパートの清水の103号室に引っ越してきた青田との関係が描かれました。
実はコタローの父親から息子を探すように依頼された探偵でしたが、コタローに見破られ父親には本当の住所を伝えられませんでした。
ドラマ「コタローは1人暮らし」第6話あらすじ
いきなり、キャバクラで美月を指名しようとするコタロー。
18歳以上でないと入れないので断られてしまいました。
コタローは、美月がアパートの更新を控え引っ越しを考えていることを知ってしまいます。
なので、ずっと美月と一緒にいるためにはどうしたらいいのか、狩野に相談して、仕事場に行って指名すればいいと知って、指名しょうと出かけたのでした。
しばらくして、いつものようにコタローが狩野と幼稚園から帰ってきたところ、美月の頬が赤くなっていることに気づいたコタロー。
美月は、モトカレから暴力を受けたことを話しました。モトカレとは別れようと美月の方から申し出ていたこと、美月のお金が目的で付き合っていたこと。
狩野と、話を漏れ聞いた田丸は、警察に言おうとか、自分達がボコボコにするとか言っています。
コタローは、美月にアパートを引っ越して仕事もやめてモトカレにわからないように生活するように言います。
”誰かに言えばモトカレが悪者になってしまう。お別れすることは、美月にとって必要なことだが、好きな者を悪者にしたくはないだろう。”
”わらわは、父親を悪者にしてしまった。同じことをしてはいけない。”とコタロー。
美月は、”楽しい思い出もあった。”と伝え、コタローは”わかるぞよ。”と同意します。
父親を悪者にしてしまったとはどういうことかと、弁護士の小林に尋ねる狩野。
小林は、”父親の家庭内暴力が特に激しかった日、母親を守ろうとしてコタローは、初めて周囲の大人に助けを求めた。その結果、父親は逮捕されてしまった。その日からコタローは自分を責め続けているのではないか。”
美月がアパートの清水を出ていく日、コタローはとのさまんのお面をかぶって見送ります。
美月は、コタローに”コタローがしたことは、コタローと父親のためにしたことだから、間違っていない。私も警察に言った。ずっと一緒にいると約束したのに守れなくてごめんね。”と伝えます。
コタローは、狩野と田丸の服を両手で握りしめ、”約束は忘れた”と言います。
狩野は、”こんな日に泣いても、弱いとは思わないとコタローに伝えました。
美月がいなくなったことをクヨクヨ悩む狩野でしたが、連絡先を聞いていなかったことに気づき、携帯電話で連絡先を探そうとします。
携帯電話で何かを探している父親を思い出すコタロー。狩野がDream Victoryと書かれたTシャツを見て、”DV 治療”と検索画面を探しあてました。
”何かを直したかったのか？”とコタロー。”お前とまた、一緒に暮らせるようにしたかったのではないか？”と答える狩野。
その時のために強くなっておかねば、と牛乳を飲む二人でした。
ドラマ「コタローは1人暮らし」評判と感想
DVについて話された回でした。
「DVは許せない」という意見と、「DVをされた側が悪者にした罪悪感を持ってしまうのはおかしい世の中」という意見がありました。
そして、美月がモトカレからDVを受けているのを知った大人たちの反応とコタローの反応の違いを、寄り添い方から、温かくなるという意見もありました。
幼稚園でも感情を顔に出さないコタローに、心を開いてもらっていないと思っている新米の花輪先生がかわいいと評判ですよ。
そんな花輪先生に、オレだってちょっと笑ったところを見たことがあるくらいと余裕の反応をする狩野でした。
そして、美月との別れのシーンでは、泣いている顔をみられたくないコタローと、泣いていることはわかってしまう狩野と田丸に、お互いが深く関わり始めていることがよくわかるシーンでしたね。
今回の大家さんの清水夫妻のシーンは、熱い湯呑を持つとクシャミがでる、というシーンでしたが、くすっと笑えました。
ドラマ「コタローは1人暮らし」第6話まとめ
ずっと一緒にいたいと思っていた人にでも、その人のために引っ越すのだといえるコタロー。
父親がDVを治そうとしていたことを知って、一緒に暮らせるようになるまでに強くなっておかなければ と思うコタロー。
5歳児とは思えない行動や発想にいつも驚かされます。
コタローに明るく接して、弁当やお菓子を作っていた美月との別れが描かれた第6回でした。
SNSでは、ゲスト出演の方々の出演が楽しみ！と盛り上がっていて、次回も楽しみです。