2022年1月17日第2話が放送されました。
見逃した！という方は、Tverで、1話も見たいという方はFODでご覧くださいね。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。
第1話では、主人公：久能整（くのう ととのう）が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署で担当刑事さんたちに尋問されているところが描かれました。そこで、担当刑事さんたちを観察して、夫々の人たちが抱えていることを指摘していきます。
聞きかじりの言葉の裏にある人の悩みを解きほぐしていく。久能整の言葉によって何だか生きやすくなるように感じたという意見がSNS上でも多くみられましたね。
久能整は、大学生で土日にカレーを作ることを楽しみにしている、ことは紹介されていますが、詳しい人となりは説明されていません。何故と思ったことは調べる という生き方をしているようです。
大隣署の刑事さんたちは、当初、殺人事件の犯人は整ではないかと疑います。しかし、整と話をしていくうちに整に共鳴していきます。
かつて冤罪事件を起こした青砥成昭は、もう一度事件を調べ直すと決心しました。
身重の妻を抱える池本優人は、ゴミ捨てがゴミを集めるところから始まっていると知って、自分でやってみて妻の大変さを知りました。
ペットの死で遅刻をした風呂光聖子は、ペットが愛されていたことを知っていたので死ぬところを見られたくなかった、と聞き感動します。
登場人物の会話だけで、人となりを紹介されていました。
第2話 あらすじとネタバレ
整は、印象派の展覧会のチケットを持っていたのですが、最終日まで行くことができず、時間がないと慌ててバスに乗ります。
ところが、そのバスでは、犬童オトヤがナイフを出してバスジャックした と言い出しました。乗客たちはナイフの恐怖に言うことを聞き、指示に従います。
トイレ休憩に公園のトイレに行った時、整はメモの切れ端に大隣署に連絡してくれるように書いて、石の下にはさむのですが。。。
バスは、滞りなく犬童家に到着。そこでも、オトヤと乗客に紛れていた兄のガロは、乗客たちに話をさせていきます。
乗客たちの人となりを知りたかったバスジャック犯。
それは、連続殺人事件の最初の被害者となってしまった犬童アンジュが、バスから降りた後行方不明となったため、乗客の誰かと行動を共にしたのではないかと考えたからでした。
バスの乗客たちの問題の心の問題も語られていきます。
子供の頃、万引をしていたらその店が潰れたことを後悔している。でもそれは、させられていた。という人に、整はいじめを受ける人が逃げて不利益を被るのはおかしい。いじめをしている側の人に、カウンセリングや治療を受けさせてあげる方が良いのではないかと考える、と伝えます。
職業を詐称している人には、真面目にコツコツ仕事をしている人がいるから、世の中は成り立っていると教えます。
子ができなくて、味方もいなくてつらい、という人には、人間がすることは自然なことなので、体外受精も自然のことと思う、と思いを伝えます。同時に、苦しいことを薄めるために、より悪いことを望むことはマズイと思う、とも。
一方大隣署では、連続殺人事件の現場には行けなかった風呂光が、自分のできること（聞き込み、バスの調査）を懸命にしていました。そして、公園のトイレで整のメモの切れ端を見つけ、殺人事件の被害者同士は知り合いではなかったことを突き止め、犬童家に警察を誘います。
第2話 感想
現場に連れて行ってほしいと頭を下げても、風呂光は「何故、自分が呼ばれないのかわかるか」と言われてしまいます。が、第1話で整には、他の人たちとは違う風呂光さんでいてください、と声を掛けられていたためか、現場以外で自分ができることをはじめます。
伊藤沙莉さんの演技もあって、風呂光ガンバレ！と応援してしまいます。そして、聞き込みに行き、被害者同士の繋がりを探し、考察します。時には怒られながらも。
第1話には登場した藪さん役の遠藤憲一さん。第2話では登場はなく、原作通りだと今後も登場はないと思われます。
翔と名乗っている瑛太さんも、登場機会は限られてきそうです。ヒロインポジションなのに。。。しっかり、見届けましょう！
オトヤが、バスの中で「どうして人を殺してはいけないのか」と聞いた時、整は「殺してはいけない法律があるわけではない」と言いました。
「オトヤが言っていることは、水泳大会で棒高跳びをしたいと言っているようなもので、迷惑です。」と。どこまで言っても大丈夫か、計りながら言っていると翔にはバレていましたし、ガロと名乗る兄が乗客の中にいたことも炙り出されました。
・翔が右手に時計をしていたことから、整は「左利きですか」と聞いていました。
・犬童家に飾ってあった絵には、GAROのサインがありました。じっと見ている整は絵画展に行く人で、何か思うところがあったのでしょうか？
整は、大学生の設定ですが、大学のことも専攻のことも明らかにはされていませんね。人を観察したり、細かなことに気づいたり、友達も彼女もいないと言いながら、誰にでも臆することなく発言できる人のようです。
まとめ
2022年1月17日に放送された、ドラマ「ミステリと言う勿れ」のあらすじと感想を書いてきました。
第2話は、警察が犬童家に突入したところで終わりました。
第3話では、連続殺人事件の犯人と動機が語られることでしょう。1話完結ではない作りになっていますね。ワクワクしながら待っていましょう！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。