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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第4話ネタバレ

2022年1月31日第4話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返します。

かつて冤罪事件を起こした青砥成昭は、もう一度事件を調べ直すと決心しました。

身重の妻を抱える池本優人は、ゴミ捨てがゴミを集めるところから始まっていると知って、自分でやってみて妻の大変さを知りました。

ペットの死で遅刻をした風呂光聖子は、ペットが愛されていたことを知っていたので死ぬところを見られたくなかった、と聞き感動します。

そのようにして会話だけで、大隣署の刑事さんたちの人となりが紹介されました。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

連続殺人事件で、最初の犠牲者となった犬童アンジュの親族が、犯人を探すために仕組んだ事件でした。

アンジュがバスを降りてからの足取りが明らかではなかったので、殺された日に同じバスに乗っていた乗客が何かを知っているのではないかと、質問を繰り出していきます。

親族は問います。”今までに犯した最も重い罪は何か”

翔は「お前なんか死んじゃえばいい」と口にしたこと。まさか本当に死ぬとは思っていなかったと静かに話ました。

運転手にも聞いてみると、子供の頃金魚を触っていたら死んでしまって、家族に怒られるのではないかと思い、隠したことと告げました。

そこに、警察の面々が入ってきます。

犯人を知る手がかりになったこととしては、翔にとっては「生き埋めにされた」という言葉、整にとっては見えなくなるようにカーペットの下にいれこむという行動。

犬童家の人たちは、警察の眼を逃れて船で移動していました。

アンジュが何故、バスに乗ったのか知りたい犬童家の人たち。バスジャックのお話は終わっていません。

大隣署の風呂光さんは、事件は犯人が捕まったら、もっとスッキリすると思っていたけれど、思っていたのとは違い怖くなったと言っていましたね。

第4話 あらすじ(ネタバレです)

爆発予告。切り抜いたローマ字によるヒント。

高層ビルで限られていて発見することができた警察でした。2回めも同じ様式での爆発予告。

困った風呂光は整に謎解きを依頼します。1回めの謎と答えから、2回めを類推して爆発を阻止することができました。どこを知りたい警察、何故を知りたい整。

3回目整に頼るなと言われた風呂光は、自力で謎を解き現場に向かいますが、爆弾はありませんでした。

一方、犯人は車に接触され、記憶を失って呆然としていたところに整に出会います。

自分の名前も何をしようとしていたのかもわからない、という犯人に救急車か警察かを呼びましょうと整は提案するのですが、どちらも止めてくれと強く反対されます。

「爆発物をしかけた気がする。」と犯人。整は犯人の行動を見、話をしながら爆発物を何故しかけたのかを明らかにしていこうとしました。

犯人は、左手人差し指で三角を描き続けています。三好達治の詩を口ずさんでいます。ワルツが好きと言います。右手の腕時計は30分早い時間をさしています。

整は何故を繰り返します。時計を30分早めているのは、いつも遅刻してばかりなので、小さい頃からそうしている。小学生の頃、クラスからはみ出していたが4年生の担任の先生が世話してくれた。

その先生は一人の子にかかわりすぎということで飛ばされた。

整は何故を繰り返します。小さいころ母が出ていって、父も帰ってこず、まともな食事もできず汚い部屋で過ごしたこと、汚い・臭いがすると言って誰も近くに寄ってこず、一人で神社にいたこと。

整は何故を繰り返します。そして、犯人が全部思い出したことを知ります。

整は風呂光から爆発予告を送ってもらい、どこに爆弾がしかけられたか言い当てました。

第4話 感想

犯人はネグレクトに遭っていました。大人の事情に子供が巻き込まれることで、問題が発生してしまうことは現実でも眼にしたり聞いたりします。

また、事情を知らない人たちの言葉や行動で問題がこじれたり、複雑になってしまうことも聞いたり眼にしたりします。

これを何とか解決したいものです。

自分でも無意識に他の人に迷惑をかけているかもしれず、結果残念に思ってしまうような経験もしてきました。整ならば、どう言うのだろうか、と考えます。

整自身の生い立ちは明らかにされていませんが、今回母親と思われる人から「ごめんね」と言われている回想シーンがあったので、少しさみしい思いを抱えていたのではないかと思われました。

爆弾を作れる知恵や勇気を、使えるところがきっとあります。見つけることができると良いですね。犯人は結局誰も傷つけてはいないので、ほっとする展開でした。

「ミステリと言う勿れ」第4話 まとめ

第2話と第3話が一つのエピソードだったので、第4話ですが、エピソードとしては3つめ。

爆弾犯との会話による心理描写が描かれました。

犯人は予め3回の爆発を想定して、警察をミスリードしていくという計画性をもっていました。画面だけの説明で視聴者に通じたのは、役者さんたちの演技によるところが大きいのではないかと思いました。菅田将暉さん、柄本佑さん、切ない気持ちにさせていただきました。

エピソード1、2は殺人事件、エピソード3は爆弾。次は、どんな事件でしょうか?

来週を楽しみにして待ちましょう!

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