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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第5話ネタバレ

2022年2月6日第5話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返しました。

ここで大隣署の刑事さんたちの人となりを知ることになります。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

久能整は犬童我路と出会い、”似た人”という感想をいだき、また会いたいと思いました。

犯人は逮捕されたのですが、事件が解決したわけではなく、犬童家の人々にとっては謎が深まる結果となっています。

第4話は、記憶喪失になった爆弾をしかけた人と整の遭遇。

爆発予告は、ローマ字を切り抜いたもの。1回めも2回めも阻止することができた警察でしたが、犯人の本当の目的であった3回めの爆弾のありかを見つけることができません。

そんな時、整は自分が誰でどこに行こうとしていたかわからないという人に出会い、何故を繰り返して問うていきました。

その人は、小さいころ母が出ていって、父も帰ってこず、まともな食事もできず汚い部屋で過ごしたこと、汚い・臭いがすると言って誰も近くに寄ってこず、一人で神社にいたこと。

ネグレクトされた果てに爆弾をしかけた人に、整はお母さんが大好きだったのですね、と伝えました。

第5話 あらすじ(ネタバレです)

整が爆弾をしかけた人の携帯電話を見つけ草むらに入ったところ、大隣署の風呂光に声をかけられ、バランスをくずして坂を転げ落ちてしまいます。

頭をうっているかもしれない、と病院で検査を受けることになり、異常はなかったものの1日入院することになってしまいます。

病室に、贈り物が届いていました。入っていた手紙で我路から、と知って、花以外に何か入っているのではないか探していると、ラピスラズリに射手座のマークの入った指輪

その夜、整の隣のベッドに、牛田吾郎という退職した元刑事が現れ、整に殺人事件について問題を出します。

3つ目の事件は、自分が現場に行くのが遅れたため相棒であった霜鳥信次が、重傷を負ってしまった上に、犯人の行方がわからなくなってしまったこと。

その中で、整は闘病という言葉について意見します。病気と闘って、努力が足りなかったから、負けてしまったから死ぬんじゃない。負けたものがあるとしたら、医療です。

牛田は、病気と闘う気持ちが必要なこともある、と答えました。

牛田は、”自省録”の一節を口にします。整も知っている文でした。

翌日、牛田はすでに亡くなっていた人だったことが明らかになります。

ベッドの上に残された自省録。版が違うと違うことがある入院している女の子にもらった、整が教えられたのは、その2つ。

病院の待合で、貼ってあるポスターの漢字の間違いに気づく整。間違っている漢字を正しくして読み換え、我路からの招待ではないかと考えます。

行ってみると、数字の羅列。その数字に”自省録”を当てはめると、文になりました。

もう一度行ってみると、数字で話をするライカと名乗る人がいました。

自省録

”自省録”はマルクス・アウレーリウス(121~180)が記したとされていて、ギリシャ語で書かれたものを最初に日本語翻訳で出版されたのは昭和23年、岩波文庫からでした。

哲学者で政治家でもあった人による、日記のような自分の想いが綴られています。

繰り返し考え、高みから自身の行動を律して。

牛田吾郎は、昔の人も悩みは同じと言っていましたが、周りの人に感謝し、義務を果たし、穏やかに生きておられたことを読み取ることは容易でした。

整は、大学生でこの本を読んで知っていました。ライカは暗記している。

2世紀に書いたことを、21世紀に東方はるか遠くの小さな島国に暮らす多くの人が知っていることには驚くばかりです。

70年以上前に書かれた翻訳本を改訂を重ねながら出版し続けてくださっている出版社の努力にも感謝です。今後も多くの人に読まれ、より良い世の中になることを期待したい。

読んだことがない方には、是非読んでいただきたい! 哲学書というと、つい遠慮したくなりますが、考え方を変えることができる書のように思います。

第5話 「ミステリと言う勿れ」まとめ

第4話で、犯人が携帯電話が見つからない と言っていたことから、整が探して見つけることができました。転んで病院で検査を受けることになり、入院することになってしまいます。

そこへ送られてきたのは、我路からの小包。我路が何故、入院していることを知ったのでしょうか?

また、隣のベッドにいた牛田吾郎という元刑事。事件について問題を出し、自省録を渡してくれました。現実は何だったのでしょうか?

そして、自省録のページで話すライカという女性。入院していると牛田は言っていましたね。

”ミステリ”と言ってしまいたくなる話が続いています。

眠れなくなったら”自省録”を!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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