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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」第7話ネタバレ

2022年2月21日第7話が放送されました。

見逃した!という方は、Tverで、1話から見たいという方はFODでご覧くださいね。

ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんのコミックが原作。原作の世界観そのままに、現実を踏まえての作品になっているとSNSでの評判も上々です。

第1話では、主人公:久能整(くのう ととのう)が、家の近所でおこった殺人事件の犯人と疑われ、最寄りの警察署(大隣署)で担当刑事さんたちに尋問されたのですが、逆に担当刑事さんたちの問題を解きほぐすような返答を繰り返しました。

ここで大隣署の刑事さんたちの人となりを知ることになります。

第2話第3話は、バスジャックのお話。

久能整は犬童我路と出会い、”似た人”という感想をいだき、また会いたいと思いました。

犯人は逮捕されたのですが、事件が解決したわけではなく、犬童家の人々にとっては謎が深まる結果となっています。

第4話は、記憶喪失になった爆弾をしかけた人との遭遇。

その人は、小さいころ母が出ていって、父も帰ってこず、まともな食事もできず汚い部屋で過ごしたこと、汚い・臭いがすると言って誰も近くに寄ってこず、一人で神社にいたことを語ってくれました。

ネグレクトされた果てに爆弾をしかけた人でしたね。整はお母さんが大好きだったのですね、と伝えました。

第5話からは、病院が舞台になりました。

整の隣のベッドに、牛田吾郎という退職した元刑事が現れ、整に殺人事件について問題を出し、未解決事件を相棒であった霜鳥信次起こしたこと、その真相を知ってしまったことを伝えられます。

翌日、牛田はすでに亡くなっていたことが明らかになります。

版が違うと違うことがある入院している女の子にもらった、と牛田のベッドの上に置かれた自省録

温室に導かれ、自省録のページの数字で会話するライカに出会いました。

第6話、温室で世話する人は植木鉢の中に隠したバッグを、ライカの数字から読み解いた整に指摘され、病院の弁護士さんに相談することになりました。

病院で整に難癖をつけてきた人に温室の足湯で再会し下戸陸太という名であることを知った整。調べてみると火事で両親を亡くし一人生き残ったこともわかりました。陸太は、赤いものを見ると頭が痛くなるという病気で通院中です。

病院の壁に火の絵を描く少女がいました。陸太は、その子は病院にいるときにしか一人になれない、体のあちこちに不自然な傷がある、と言っています。

第7話 あらすじ(ネタバレ)

下戸陸太に、温室で行われるクリスマスイベントの準備の手伝いに来るよう言われ、午後11時に倉庫に行った整。クリスマスイブに、プレゼント交換として、ライカにもらった赤いオーナメントをスマホにつけていました。

陸太の様子が普段と違うことを感じて帰ろうとしますが、力ずくで捕まえられてしまいます。倉庫には、病院の壁に火の絵を描いた女の子の母親とその再婚相手も縛られて!

赤いオーナメントを見て、頭を抱えて蹲る陸太。トマトの缶詰をもって、ぶちまけられたくなかったら、先輩に会わせてほしいと整は要求しました。

先輩の家で、陸太は先輩が炎の天使であることを話します。先輩とはカネトのこと。カネトは母親の呪縛から、火事で家とともに母親が焼けたことによって逃れることができた過去がありました。

そこで、親からの虐待でひどい目にあっている子たちを助けようと、火をつけて火事をおこしていたのでした。子供だけ助かって親は焼け死ぬ。

陸太もカネトに火をつけてもらって親から逃れることができた一人でした。

カネトは、警察に捕まっていたのですが、出所後自分が助けた子供たちに会いに行って、皆が幸せに暮らしている訳ではないことを知り、炎の天使を辞めることにします。

陸太は、まだ助ける子供たちがいると考えていました。

陸太は、一人でカネトと陸太の二人を演じていた!整は、「火事の現場でもここでも先輩という人を見ていない。」と告げます。「だから、殺したんですか?」

陸太も現実に戻ってきました。冷凍庫の中にはカネトと猫がいました。

そこに現れるライカ。カネトに手を合わせ、数字を言います。「やはり、そういうことだったの。最近の仕事は雑すぎて、あなたの仕業とは思えなかった。」

はからずも、ライカがカネトに依頼して親を殺してもらったことが判明します。

先輩の家についた時から、風呂光の携帯と通じていた整。大隣署の刑事さんたちもやってきて、連続放火殺人事件の容疑者として、陸太をつれていきました。

第7話 心の足跡

カネトは、「親を焼き殺してあげるよ。君が望むなら、君が決めていい」と子供たちにささやきます。親を焼き殺してもらった一人は、【炎の天使】というサイトを運営し、自分と同じ境遇の人たちがどうなったか、親からの虐待を受け炎の天使に会ったらどうしたらよいか、模索していました。

自分が親を殺す決断をしたことに苦しんでいました。「親がいなくなり保護施設で過ごし里親とも上手くはいかなかった。親がいないというハンディは、埋めることができない。カネトは、親を殺す決断をしていないから、自分たちの気持ちはわからない。」

ライカは、カネトに「感謝する」。

また陸太が整に「死刑になるまでの間何をしたらいいか、わからない。」と言った時、整は自分の幼い頃の話をし、「考えてみるといいよ。そして誰かに話すといい」と答えました。小さい整は、公園で出会った人に「観察して調べて考えて、そのことを誰かに話すといい。誰もいなかったら、私に話して」と言ってもらっていたのでした。

虐待されていても親といたい子は多く、他人が介入するのは、公的機関でも難しいという報道を目にすることがあります。大人が子の気持ちを利用しているってことでしょう。

整が学校の先生になって、いろいろな子供たちの変化に気づき、すべての子供が幸せな子供時代を過ごすことができたら、いいですね。

「ミステリと言う勿れ」第7話 まとめ

「ミステリと言う勿れ」第7話で、炎の天使の話が完結しました。炎の天使ことカネトは、すでにこの世にはいない人でしたね。陸太を通して語られる中にいて、整は見ていないことを正直に伝えます。

見て、考えて、語る整は、小さな頃公園で出会った人に救われ、その人の言葉を実践してきたのでしょうね。

親からの虐待、そして親を殺すと決めさせる虐待、今回も考えさせられる話だったのではないでしょうか?

すでに第7話が終わってしまいました。これからの展開も気になるところですが、登場人物のいろいろが回収できるのか、楽しみです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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