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「大豆田とわ子と三人の元夫」公園でやっていたスポーツはシニアにもオススメ!

フジテレビ系で2021年4月13日から火曜日午後9時に放送されている「大豆田とわ子と三人の元夫」

脚本は坂元裕二さん、主演・松たか子さん、松田龍平さん、角田晃広さん(東京03)、岡田将生さん、ナレーションは伊藤沙莉さん。

坂元裕二ー松たか子コンビは、「カルテット」もそうでしたが、会話を楽しめますよね。

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第2話で、松たか子さんと豊嶋花さん(大豆田とわ子と最初の夫・田中八作の子で中学3年生の唄役)が公園で遊んでいて、途中で岡田将生さんが加わったゲームの名前をご存知でしたか?

”なじみがない”とおっしゃる方のために、モルックというこのスポーツを紹介していきますね。

読み終わる頃には、やってみたくなりますよ。

モルックとは

フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームを元に、Tuoterengas社が1996年に開発したスポーツです。

棒を投げて、木製のピンを倒すというものです。

ボーリング?と思いました?

ボールを地面に沿って投げるボーリングとは違って、空中に投げて倒すスポーツなんです。

投げる棒のこともモルックといいます。

倒すピンのことはスキットルというのですが、スキットルには数字が書いてあって、投げる位置から近い順に、1,2二段目は左から3、10,4三段目は左から5,11,12,6四段目は左から7,9,8

投げる位置のことをモルッカーリといいます。はみ出したらファウルとなるのは、陸上競技などと同じですね。

モルックのルール

モルッカーリの位置から、3~4m先にあるスキットルをモルックを投げて倒します

  • 複数本のモルックが倒れたら、倒れた本数=点数
  • 1本しか倒れなかったら、倒れたスキットルに書いてある数字=点数

スキットルは倒れた地点で再び立てられます。

ゲームが進んでいくと、スキットルの位置が広がっていくことがわかるでしょう?

何チームかで競います。

そして、50点ぴったりになった方が勝ち

ちょっと頭を使いませんか?

足し算をしていくわけですが、50点にあと数点となったとき、どれを倒せばよいのでしょう?

もしも、50点を超えてしまったら、点数は半分の25点になって、もう一度50点を目指すことになります。

狙っていて、1本もスキットルを倒せないことが3回続くと失格。0点。

モルック、スキットルの大きさ

モルック、スキットルともに直径60mmの丸太

モルックは、長さ225mm。

スキットルは、高さ150mmで上部は斜め。(250mmの丸太を45度の斜めに切って2本とした形)

平らなところで競技すると、スキットルが遠くまで転がってしまうかもしれませんね。スキットルの間が空きすぎないほうが、競技としてはおもしろいのではないでしょうか。

モルックの投げ方

モルックを握って手のひらをスキットルの方に向けて何度か素振りをした後、放物線を描いて投げるのが基本。

少し重心を低くして直線的に投げると、遠くまで飛ばすことができ、強く当てることができます。これをラハティ投げと言うそうです。

手の甲をスキットルの方に向けて投げるとバックスピンがかかるので、縦に並んだ1本だけを倒したいときに使われる裏投げと言われる投げ方です。

また、バトンのようにスキットルを握って投げる方法もあります。縦投げと言われます。横に並んだ1本だけ倒したいときに有効です。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でのモルック

4月20日放送では、松たか子さんがバトンのようにモルックを握って投げていたとTwitterで話題になっていました。

岡田将生さんも、重心を低くして投げていたので、お二人とも技術を持っていることがわかりました。(脚の長さが強調されてましたよね。)

単純なようで、50点に到達するには計算と運とが必要なゲームなので、「大豆田とわ子と三人の元夫」というドラマの伏線かもしれませんね。

また、モルックを中学3年生の唄と母と元父の三人で遊べていました。年齢性別を問わず、一緒に楽しめるゲームがあることを教えてくれていましたね。

22.5cmの丸太を投げることができれば、誰にでも誰とでも楽しむことができるスポーツです。

「大豆田とわ子と三人の元夫」公園でやっていたスポーツはシニアにもオススメ!のまとめ

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に登場したスポーツ、モルックを紹介してきました。

ルール、器具の大きさ、投げ方など初心者の方に向けて書いてきましたので、もっと詳しい複雑な競技としてのルール等については、日本モルック協会などを参照していただければ良いように思います。

数多いスポーツの中で、年齢性別を問わず楽しめるスポーツの一つだと思います。

これから、流行っていくのではないでしょうか?

先んじてやってみましょうよ!

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