新年を迎える準備を始めましたか?
大掃除は暖かい日にしよう、とか年賀状を元旦に届けてもらうには12月15日から25日に投函しなければ、とか何かと慌ただしいことでしょうね。
だけど今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年とは違う新年の迎え方をすることになるんじゃないかと心配な方もいらっしゃるのではありませんか?
マスクをして、他の人とはソーシャル・ディスタンスをとって、大声を出さない、会食は少人数で、と気を遣っていたはずのことが、すっかり日常になっていますね。
じゃ、初詣はどうするの? ということで、2021年の初詣をどうしよう と思っておられる方に通常の参拝方法を復習し、その上で2021年の参拝方法を考えてみましょうよ。
安心して2021年も神様のご加護を受け取ることができますように!。
初詣の参拝作法
神社にお参りする時には、まず自分の身を清めますよね。
そのための場所として、手水舎があります。ない神社もありますが、水がためてあるところ(水盤、というそうですよ)に柄杓がかけてあるところです。そこでのお作法は、
- 右手で柄杓を持ち、水をすくい上げて左手にかけます。
- 柄杓を左手に持ち替えて右手に水をかけます。
- 再度右手に持ち替えて、左手に水をため、その水で口をそそぎます。
- もう一度左手に水を流します。
これで、手と口をすすいで綺麗にしてから、参拝。
本殿の前には賽銭箱がたいていあります。賽銭箱の上のほうには鈴があり、鈴をならすためのひも(鈴緒)を持って鈴を鳴らして、賽銭箱にお供えとして金銭を入れ、いよいよ礼拝。
拝礼の作法としては、二回礼をして二回拍手をして、最後にもう一度礼をします。礼の時は90°まで曲げる最敬礼をしたいですが、筆者は転ばないように腰を折る程度でお許しいただいています。 参考元:神社本庁ホームページ
2021年初詣の参拝方法
新型コロナウイルスによる感染症が蔓延しつつある現在、神様のおわします所といえど感染症対策をしっかりしていくことが求められています。
筆者の行っている神社は既に、手水舎、鈴緒の使用を休止しています。同じようにされている所は多いと思います。多くの人が触るものは感染源になるかもしれない ということからの配慮ですよね。
いつも通り行きたいわ
いつ行くか?
参拝も屋外ではありますが、他人とは間を開けたいですよね。できれば、例年以上に混雑の時間は避けたいところです。
例年ですと初詣の混雑は、元日の朝が最も混んでいて、三が日の午前中に集中しているようですね。
臨時駐車場を用意されるのは、三が日だけと思われますが、三が日をすぎればそれほど集中することはないのではないか、と予想することができます。
初詣は一年の感謝をささげ新年の無事と平安を祈願する と考えるのはいかがでしょう? そうすると、三が日の間でなくても、二週間くらいの間に行ければ良いように思えてきませんか?
神社によっては、境内に入る人数を制限したり、一方通行にして混雑を避けるようなことを実施しようと計画されていることも報道されています。事前に神社に問い合わせておくのも良い方法かと思います。
参拝はどうするか?
手水舎が休止されている場合、身を清める場所がないので神様の前に出ることができないでしょうか? 手水舎での身を清めるとは、手と口をすすぐということなので、その目的が果たせれば良いと考え、消毒薬で手指を消毒し、マスクをしておく、で良いのでは。
鈴を鳴らさないで、神様はわかってくれるのだろうか? と考える方はいらっしゃるでしょう。心の中でしっかり唱えれば聞き届けてくださるように思います。だって、神様なんですから。
鈴緒があれば、鈴を鳴らして良いですね。でも、「多くの人が触ったところは、感染のリスクが高いところとなる」と報道されているので、鈴緒に触った後は手指を消毒することをオススメします。
他人と適切な距離を開けることが難しい場面もあるかもしれませんね。そんな時も大きな声を出すことなく、粛々と参拝したいものです。
お賽銭を入れる時も、静かに賽銭箱に直接入れたいですね。いつもそのようになさっていますか? 二礼二拍手一礼は、いつも通りに行いましょう!
神社によっては、お守り、破魔矢など通常通り求めることができたり、個人的な祈願も受け付けておられます。
おみくじについては、結ぶところに人が密集することが多いので、おみくじ自体をもとめることができなかったり、結ぶところがなかったりと神社によって対応が異なっているようです。
まとめ
2021年初詣の参拝方法を紹介しました!
できることならば、混雑を避け、少人数で、大きな声を出さず、手指の消毒を心がけ、マスクをして、神様に一年の無事と平安を祈願しましょう!
来る年が、良い年になりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。