イベント

2021花粉症はいつまで?その傾向と対策を予測してみた!

ふくろう先生
ふくろう先生
春、といえば

梅の花が咲きはじめ、良い香りが漂っていませんか? もう少し暖かくなると、花粉症の方にはつらい季節がやってきますね。

2021年花粉の飛散状況はどうなの? いつまでがまんすればいいの?悩みはつきませんね。

そこで、2021年の花粉症について、いつまで花粉が飛散するのか、その傾向と対策を予測してみました!

”2021年マスクをしてフェイスガードをしているから、花粉症は大丈夫”と思ってはいても花粉は洗濯物や服についていたり、 いろんなことが起こりますよね。

花粉症を起こす原因とされて注意されているのは、北海道ではシラカバ、その他の地方では、スギとヒノキの花粉です。他の花粉で花粉症を起こす方もいますが、ここではシラカバ、スギ・ヒノキとして話をすすめてまいります。

花粉が飛び始めるのはいつ?

花粉を発生させているのは、雄花。雌雄別の花を咲かせる植物で、風媒花だと多くの花粉を飛ばすことになりますね。

シラカバ、スギ・ヒノキともに風媒花で、自生しているものも植林したものもあり、数多くの樹から大量の花粉が出てくるというわけです。

花びらのない裸子植物ですが、花が咲く季節に花粉が放出され、花が終わると種子を形成し、花芽を作って花粉を作り、冬の間は休眠する、というサイクルで成長しています。

スギの開花が花粉症の始まり ということになります。

日本気象協会の発表では、スギ花粉の飛び始め予想は、福岡、東京で2月7日、大阪2月20日(2021年1月21日時点の予想)。

スギ花粉の飛散が終わる頃には、ヒノキ花粉の飛散がピークを迎えます。ヒノキ花粉飛散のピークは、東京、名古屋で4月上旬から下旬、福岡では3月下旬から4月上旬。例年並みと予想されています。

花粉の量は多いの?

花粉は、雌花に届いて種子を作ります。種子がたくさんできると、花粉量が多くなります。

種子をたくさん作る必要がある時には、多くの花粉が飛ぶことになるわけです。

どんな時、種子をたくさん作らなければならないか考えてみましょう。

樹が枯れてしまうかもしれない時には、種子をたくさん作って子孫を残そうとしませんか?

前年の夏、雨が少なくて、気温が高く、日照時間が長いと花芽が多く形成されると言われています。

2020年8月、暑くて雨がふらない日が続きました

そこで、2021年の花粉飛散量の予想は、2020年よりも増えるのではないか と予想されます。

日本気象協会の予想でも、2020年に比べ非常に多いのは、北陸、東海、四国地方、多いのは関東甲信越と発表されています。

但し、2020年は全国的に花粉の飛散が非常に少ない年だったため、例年に比べると、北海道、東海で例年並み、その他の地方では、少ないと予想されています。

2020年に少なかったのは、2019年の飛散量が膨大であったため、と考えられていますね。膨大な飛散の翌年は少なくなる傾向がみられるそうです。

花粉はいつまで飛んでいるの?

庭木図鑑 植木ペディア”によると花の咲いている時期は、スギは3月~4月、ヒノキは3月下旬~4月、シラカバは4~5月。

  • スギの花粉は、2月から飛び始め、3月に飛散のピークを迎える。
  • ヒノキの花粉は、3月下旬から4月中に飛散のピークを迎える。
  • シラカバの花粉は、4月から5月に飛ぶ。

関東地方は、スギの花粉の飛散時期が長く、7月になっても観測されることがあるようです。(参照:環境省環境保険マニュアル2019

全国的には、スギ・ヒノキは5月中旬くらいまで飛散しており、北海道のシラカバは、4月中旬から6月中旬まで飛散しているようでした。

花粉の季節に備えておくことは?

新型コロナウイルス対策として、適度な換気がもとめられます。外気を入れると花粉は入ってきますよね。

マスクをしていても、くしゃみをしたくなったり、鼻水を拭うのにマスクをはずしたり、眼が痒くなったりということがおきてしまうかもしれませんね。

病院を受診するのは難しいかもしれませんが、昨年も花粉症の症状で困った思いをされたならば、薬剤師か医師に相談されることをオススメします。

症状が出る前に相談して、困った時にすること(例えばお薬)を用意しておくのが良いのではないでしょうか。

自分でできることもありますよね。

例えば、湿度が高いほうが飛散が少ないと思われるので加湿器、鼻をかむ時のティッシュ、鼻の下が荒れたときのためのクリーム、眼が痒くなったときのための目薬

外出時に服についた花粉を家に入れないように工夫しましょう。花粉が付着しにくい素材の衣服(木綿など)や、スプレーもありますね。

睡眠不足にならないように、とか 毎日同じ食事は避けるとか、生活環境が変わる方は特に気をつけておいたほうが良いように思います。

まとめ

2021花粉症は例年とおり北海道以外の地方では5月中旬くらいまで続くのではないか と予測しました。

2月から5月までの4ヶ月の間、スギ・ヒノキの花粉の飛散は続くと考えています。

飛散量は2020年よりも多いかもしれないが、例年並。2020年は症状がでなかった方も2019年に症状が出ていれば、症状はでるかもしれないと準備することをオススメします!

新型コロナウイルス感染症への対策で、室内の換気をすることから、室内にいても花粉が飛んでくることがあるので、症状が出る前に準備をしておきましょう。

花粉の飛散開始時期については、日本気象協会の発表を参考にしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

error: Content is protected !!