家庭菜園

母の日にカーネーションを贈ろう!鉢植えで育ててみよう!

母の日にカーネーションを贈ろうと思って、あちこちの花屋さんを覗いてみたけれど見つけられなかったことはありませんか?

カーネーションを育てている花き農家の方々も、母の日に合わせて出荷されているとニュースでは言っているけれど、手にできず渡せなかった経験が筆者にもあります。

そこで、カーネーションを育てて、母の日に贈ろうと考えました!

2021年の母の日は5月9日、この日に花が咲いているようにするには、前年の9月に種をまく必要があります。

間に合わない!さて、どうしたら良いでしょうか?

花屋さんに予約しておけば母の日に必ず贈れますが、自分で苗から育てて贈ることもできます。

育て方をお話する前に、カーネーションがどんな花なのか、お話していきます。

母の日に贈るカーネーションってどんな花?

カーネーションは、南ヨーロッパ、西アジア原産の多年草

ナデシコ科の花です。

種を9月にまけば、次の年の母の日に花を咲かせてくれるでしょう。

花が咲いた後の9月から10月にさし芽をすると新しい苗ができるので、1回種から苗を作って手入れを続けると、毎年花を咲かせることもできます。

カーネーションは、幾重にも重なった花びらが特徴的で、香りもよく、チューリップやバラとも違った趣のある花ですよね。そして、花の色は実に多彩です。

花の色によって花言葉が違います。

カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」

花の色によって以下の意味が加わります。

「母への愛」
「私の愛は生きている」 「純粋な愛」
「軽蔑」
ピンク「女性の愛」「美しいしぐさ」「熱愛」
「誇り」「気品」

引用:花言葉一覧

母の日は、20世紀初頭のアメリカで始まったようですね。母に感謝を表すために母の祭壇にカーネーションを飾ったことから、広まったそうです。

花言葉を考慮すると、赤かピンク、或いは白のカーネーションを用意される方が多いのではないでしょうか。

カーネーションの種類

カーネーションの品種も改良が重ねられて数千あると言われています。

花の付き方では、1本の茎に1輪の花が咲いているスタンダードと、枝分かれした茎に数輪の小さな花が咲いているスプレータイプに分けられます。

スタンダード
カーネーション
エレノア、オズボーン、クリスティナ、コマチ、シュクレ、セルバンテス、フェイス、プリンス、ホワイトラブ、モンブランなど
スプレー
カーネーション
エース、エスタシオン、キャンドル、サラダ、セーラームーンオレンジ、ソニア、タイム、ブライダルホワイト、ミルキーウェイ、モンタナなど

花の形では、ギザギザの切れ込みのある花びらが幾重にもかさなっている剣弁咲き、花びらが細くて剣のように見えるスター咲き、丸い花びらの丸弁咲き、ナデシコのように見える一重咲き。

花びらの色では、先端にふちどりのような色がついているもの、絞り模様の入ったもの、内側から外側に向かってぼかしているようなもの、など単一な色調でないものも多くあります。

また、切り花として長く鑑賞できるように改良された新しい品種として、スプレーカーネーションの「ドリーミィーブロッサム」、「ミラクルシンフォニー」「ミラクルルージュ」等も登場してきました。

カーネーションの育て方

前に書いた通り、9月に種を蒔けば次の年の5月には花が咲きます

1年に何回も咲く四季咲き性ですので、4~6月、9~11月ころ花が咲いているのを目にすることも多いですね。

  • 発芽温度:地温20℃前後
  • 生育温度:15~25℃

種を蒔く良い時期としては、3~4月か、9~11月。苗の植え付けは3~5月か、9月~11月。
乾燥気味の環境を好むようなので、梅雨時期の蒸れや根腐れには注意が必要です。

けれど、土が乾いたら土にたっぷり水をやってください。特に伸長している時蕾がついてからは、水切れにも注意です!

苗の植え付けの時には、株の間が25cm位必要と考えて、鉢の大きさを決めてくださいね。

母の日にカーネーションを贈ろう!鉢植えで育ててみよう!

母の日にカーネーションを贈るために、鉢植えで育ててみよう!ということで、カーネーションについて書いてきました。

どんな花の鉢植えを用意すればいいか、考えはまとまりましたか?

色は赤?白?、ピンクと赤を組み合わせますか?

育てた後、切り花にして渡しますか?

育ててくれた母に感謝しつつ育てた花を贈れば、きっと喜んでもらえます!

是非、チャレンジしてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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